昨日は、あいにくの雨模様。
そんな中、子どもの送り迎えに手元にあった小さなサイズの傘をさげて自宅を出たのですが、帰ってくると・・・
すっかりズボンの裾は、ずぶ濡れです!
雨の日は泥も弾くし、一度ついた汚れもなかなか落ちません。
家づくりも考え方は同じ
家の屋根は、いわゆる傘のようなもの。
軒の出(傘)が大きくないと、外壁(ズボン)が汚れやすいのは確かです。
屋根と外壁の継ぎ目はしっかりと処理をしておかないとやがて隙間が生まれ、雨漏れに直結したりもします。
それでも、建築材料で奥が深いのは、雨で適度に汚れを洗い流した方が良かったりする素材もあるということ。
実際に車のボディなどは、黄砂がずっと付着したままでいると、粘度のように固まったり、車体にシミができたりします。
なので、一概に軒の無いデザインが悪いということではなく、そうしたい場合には、そうするなりの工夫が必要です。
もし、皆様が家を建てようとする時は、計画している建物が風雨にさらされ、春夏秋冬を迎えながら年月を経て行く姿を、ほんの少しだけでも想像してみて下さい。
そうすれば、案外シンプルに良い家に近づけられる気がしませんか?
何においても“理に適った使い方”をして欲しい訳です。
そこは手が届く場所なのか?
残念ながら、長きに渡ってこの仕事に携わらせて頂いていますが、ノーメンテナンスかつ、汚れない商品には未だに出会ったことがありません。
仮にあったとしても、それはかなり高価になる為、部分的な使用しか見込めない事が多いです。
ただし、手入れ(メンテナンス)をすれば長持ちする材料や商品はいくらでも知っています!
なので、もし皆様の気にいった素材や商品が、仮に汚れやすい材料であったとしても、手の届く部分での使用であれば、清掃はもちろん、時に交換さえ容易に可能です。
ある程度の事を受け入れられれば、家づくりにおける素材選びやデザインの幅も今より広がることでしょう!
八幡橋本から一望できる家:屋上テラスの床材は、天然木のウリン材。
屋上での木材の使用ともなれば、紫外線や風雨と、条件は劣悪で定期的なメンテナンスが必須なのですが、その素材でしか出せない味や風格が確かにございます!
そもそも、
人間だって体や性格のメンテナンスが必要ですし、それを繰り返す事で哀愁が漂ってくる気さえします・・・、と。
最後はこじ付け感が強かったのかもしれませんが、臆せず自分たちの家づくりを皆様には探求して頂きたいと思います。
もちろんその時は、しっかりサポートさせて頂きます!
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