R01_たくさんの人が集まれる家(枚方市)

中間検査に向けて

2021 12.10

中間検査に向けて

棟上げが済んだ後は、中間検査(構造の検査)に向…

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棟上げが済んだ後は、中間検査(構造の検査)に向けて、耐力壁(地震に対抗する壁)を形づくっていきます。

筋交いという言葉を何となくご存じの方もおられるかもしれません。

こちらが筋交い。

当現場は構造計算の上、耐震等級3を取得している建物なので、筋交いの数量も少し多めです。

建築基準法が定めるところでは現在、耐震等級は1~3まであるのですが、3が最大となります。

これについては、過去の地震の被害からしても、耐震等級3の物件は被害が非常に少ないという実績がありますので、当社では、必ずこちらをお勧めするようにしています。

この長いボルトはホールダウン金物といって、基礎と柱を緊結し、建物の揺れによる力を基礎までしっかりと伝え、地面に流していく大切な役目を果たしてくれます。いくら構造計算上よくても、実際の施工がしっかりしていないと、それは意味がないものになります。
これは基礎完成時の様子。基礎から出ている長いボルトがアンカーボルトです。

地震に強い『スーパーTIP構法』

あまり見ない外観だと思います。いかにも強そうでしょう?工事が済んで見えなくなれば、それまでに思えるかもしれませんが、このように地震対策を講じておくだけでも住んだ時のの安心感が全く違います。

当構法は、木造において特徴的な工法ですが、こちらについては詳しく説明してくれている日本TIP建築協会さんのHPがありますので、そちらをご参照下さいませ。

もっと耐震の事について詳しく知りたい。という方は、当事務所へお越し下さいませ。

お待ちしております!



宮崎 晃一

「建設中の現場を見たい!」と思ったら、

コン工務店にご相談ください。(枚方・八幡の注文住宅)

お問い合わせ (TEL : 090-3354-8752
棟上げ工事

2021 12.04

棟上げ工事

土台敷の施工が済み、足場の準備も完了しました。…

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土台敷の施工が済み、足場の準備も完了しました。

いよいよ、棟上げ工事の開始

この日は、前面の道路を使用する為、事前に枚方警察さんへ、道路使用許可を申請してあります。
棟上げ中の様子。1階部分がほぼ完了したところです。
当現場は鉄骨階段を使用します。事前に鉄骨階段を作って頂いておりました。
棟上げ1日目、途中から雪も降ってきたので、もう少しで引上げようと思います。

記念撮影

自宅という事で、準備はバタバタ。事前に用意していた御幣はお面を取り付けるのを当日まで忘れており、それでも記念になるものが欲しく、桧の板のみを撮影時に掲げさせて頂きました。

ほんの少しの事かもしれませんが、こういった記録を何年後かに見直すと、工事としての記録は勿論の事、多くの方に支えて頂き今がある事を再確認できます。

皆様、いつも有難うございます!



宮崎 晃一

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土台敷き工事

2021 12.04

土台敷き工事

基礎工事と水道の外部埋設配管が完了した現場。 …

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基礎工事と水道の外部埋設配管が完了した現場。

今回は、大工さんによる土台敷工事になります。

基礎の天端のレベル(高さ)の誤差が非常に少なかったので、スムーズで正確な土台敷き工事が完了致しました。

土台は桧の4寸。しっかりとした基礎の上に土台を施工するとすごく安心感があります。
土台を支える鋼製束は、コンクリート土間に接着するのが最終形態なのですが、今それをしてしまうと現場の施工性を下げてしまうので、浮かした状態で止めています。こうする事で、箒をスムーズに活用することが出来ます。
施工が終われば、棟上げ当日まで雨対策を行います。

次回は、大工さんによる棟上げ工事。



宮崎 晃一

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水道の外部配管工事

2021 12.04

水道の外部配管工事

基礎工事を終え、今回は水道の外部配管工事。 …

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基礎工事を終え、今回は水道の外部配管工事

仮設トイレも設置され、段々と現場らしくなってきました。

水道外部配管施工前の現場状況

事前に配管経路の掘削

このように機械が入場出来ない現場においては人力です。ほんとご苦労様です!

配管パイプの埋設

配管を埋設していく際に大切なのは、勾配がきちんと規定数値以上取れているか?基本的に配水は、自然の力で流します。
奥にあるのが雨水マス(雨水)、手前が汚水マス(雑排水)。

このようにして事前に施工が完了すると、土を埋め戻します。

次回は、大工さんによる土台敷と棟上げ工事



宮崎 晃一

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基礎工事

2021 12.04

基礎工事

前回は、植栽と石垣の撤去を完了しました。 …

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前回は、植栽と石垣の撤去を完了しました。

今回は基礎工事・・・ですが、その前に以前の石垣解体時に出てしまった残土を処分していきます!

前回の石垣解体により、石垣裏の土が敷地外にこぼれ出ないように山にしてあります。これも、そのままにしておくと土埃が周囲にたってしまうので、早々に撤去致します。

残土処分

残土をトラックに積載し、搬出してゆきます。ここは本当に単純ではありますが処分場とのピストン作業となります。

掘削

いよいよ、基礎工事。掘削は、基礎が設置される位置を事前に掘り下げておく工事になります。

砕石敷設

砕石は、掘削したりする事で乱れた土質の安定化や、この後の工事の施工性を向上させる為に敷設致します。

砕石転圧

撒いた砕石はそのままするのではなく、機械により転圧致します。

砕石転圧状況(全景)

地味な作業ではありますが、このあたりの作業も非常に大切な事です。本当にやり替えが一番効かない、そして見えない部分となります。こういったところは特に施工写真を残します。

防湿シート施工

床下の湿気を防ぐために湿気を通さないシートを施工します。ただ、実際には厚み6センチ以上のコンクリートを施工してあげれば、この処置は必須ということではありません。でも、1日後にこのシートを見れば水滴だらけになりますよ!

捨てコン打設

捨てコンを施工する事で、防湿は勿論、この後の鉄筋工事や型枠工事の施工精度を格段にUPさせてくれます。

捨てコン養生

乾燥すればコンクリートはこのように色がグレーに変色します。現場はある種、生き物です。

配筋完了

鉄筋の施工が完了。構造計算を用いて施工している為、スラブの配筋も荷重の掛かる部分は細かい配筋となっております。

配筋確認及び検査

鉄筋が確かな施工になっているかチェック致します。
このように図面と呼称し、間違いの無い事を記録に残します。

ベースコン打設

配筋が完了すれば、コンクリートを流します。この瞬間、一気にこれまでの作業は見えなくなります。

ベースコン打設完了

コンクリートの施工が完了すれば養生期間をおきます。

立ち上がりコンクリート打設

基礎立ち上がりのコンクリート打設。ちょうど基礎の真ん中から出ているボルトはアンカーボルトといって、このあとの土台敷工事で土台と基礎を緊結する大事な役目を果たします。このあたりは、本当に重要な工事。

レベラー施工

基礎の天端にトロットロのセメントを流し、天端を次の工事に備えて全体で、1~3mm内外の誤差に抑えます。

コンクリート養生

コンクリートは寒さに弱く、年末から年越しに掛けて寒さ対策として、人間と同じく毛布を被せてあげます。これをしないと、上手く硬化せず強度が得られない場合がございます。

型枠脱型

しっかりとした養生期間を終え、年明けに型枠を解体しました。うん、綺麗に仕上がりましたね!

基礎工事完了

ここまで進捗した時に、一旦一呼吸という感じ。一つ一つ丁寧につくる事が作り手にとっても当たり前に心地がいい。

次回は、水道の外部配管の施工になります。



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擁壁の撤去工事

2021 12.02

擁壁の撤去工事

今回の敷地において、既存建物はありませんでした…

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今回の敷地において、既存建物はありませんでしたが、周囲を検知石(石垣)にて囲まれていましたので、建物の計画に合わせて解体工事を進めます。

解体前状況

当初は植栽が生い茂っており、蚊も多く、敷地確認の度に毎回被害に遭う始末でした(苦笑)

植栽の撤去

植栽が無くなり、非常にスッキリしましたね!天候も快晴で最高の滑り出しです。
植栽もこのように全て積載を終え、搬出致します。

間知石(石垣)の解体

表面だけ見ているとただ石が貼り付けてあるように見えますが、実はこんなにも厚みがあるんです!
実はこの間知石(石垣)が中々手ごわい!現場の方は本当頼りになります。

私たちが建物を設計する際に大切なのは、これから計画する建物が、この敷地に建った時における土圧に対して、石垣が崩壊せず、安全率を見て形状を保っていられるか?という計算が事前にされているかが重要になってきます。他にも土圧を支えるには様々な工法がございます!

実際にはこのような擁壁の中から、理にかなった施工を現場は選定してゆくのです。

無事、擁壁の解体が完了

何とか無事、擁壁の解体が完了致しました!職方の皆様、お疲れ様です!
だいたい、このような工事をすると土の体積ってゆうのは嵩が増えます。何というか、締固まったものをほぐすというか・・・。
現場は地域のひとつの危険因子にもなりかねません。コーンで入口を封鎖しています。

このように、建物を建てる際には仕上がりから逆算していき、ベストな方法で毎工事を終えて行く事が大切になります。

次回は、基礎工事です!



宮崎 晃一

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プランニング

2021 12.01

プランニング

自宅については当初から、あまり主張しない和モダ…

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自宅については当初から、あまり主張しない和モダンな住まいとして建築したいと考えておりました。

シンプルで、奇をてらうことも無く、長年愛せるデザイン。

最終的に、上記の写真ほど木部を露出する事は控え、玄関庇下の格子を表す程度と致しました。

外観:屋根は切妻屋根で落ち着いた印象に。色も黒っぽいイメージ。
1階の平面パース:角地部分は敷地形状に合わせ斜めに。子育て時と高齢時には、1階で生活が完結出来るプランニングを採用。
断面形状:自宅には枚方の景色が望める屋上がございます。
模型:当時作成させて頂いた模型。何だかんだ、これが一番分かり易いですね。

このように、敷地に対して建物がどう納まるのか?ここが分かってくるとお客様も安心し、楽しんで頂けるのではないでしょうか?

この後の流れとしては、建物の仕様や大枠のお打合せを進めて行き、本来であればお客様とご契約となります。

ここからは図面を揃え、役所への確認申請(書類提出)などを進行していき、一定期間を経て、建築の許可が降りると、いよいよ工事に入っていけるという訳です。



宮崎 晃一

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土地探し2

2021 12.01

土地探し2

前回の土地探しのキーワードは、まず『枚方市に住…

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前回の土地探しのキーワードは、まず『枚方市に住む』という事。

その次に私が考えたのは、価格の事は勿論、”そこで家族とどんな暮らしをしたいのか?

案外、この部分が大切なのではないでしょうか?

理想の部分においては、庭と一体化したLDKで、吹き抜けを設けたい!などがあると思います。

実用の部分においては、自分たちが年齢を重ねた時に、あまりに生活圏内に坂道などが多いと苦労するかな?など。

土地探しの際は、いつもお客様のこれからの長いライフサイクルを念頭に検討をスタートしています。

要望全てを満たしてはいないけれど、気になる土地を希望エリアにて発見!

写真の土地は、結局のところ購入にまで至った、現在自宅(モデルハウス)のある土地。

確かに坂道は多いのですが、この高台にはそれを上回る期待感があったことを今でも覚えております。

加えて、私は町も人も成熟した、当エリアがなんとなく好みでした。

土地自体が道路から高いという難点はございましたが、その問題は得意の設計で何とかしていこうという考えです。

このように、土地探しにおいてはどこか1点でも気に入るところがあれば、その土地は有力な選択肢の1つに成り得ます。



宮崎 晃一

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土地探し1

2021 11.07

土地探し1

現在のモデルハウス(自宅)に越してくる前、私た…

R01_たくさんの人が集まれる家(枚方市)

現在のモデルハウス(自宅)に越してくる前、私たちは八幡柿ヶ谷にある賃貸で約5年間住まわせて頂いておりました。

八幡市のスクエアー柿ヶ谷。築年数はそこそこですが、かなりコスパ高いのでオススメです!

私たちの場合は、もともとそこに住む以前から、将来は枚方市に住むことが家族間で決まっておりました。

私は大阪の八尾市出身、奥様は堺市

賃貸で過ごしている期間、近くの樟葉モールや、コストコなどの商業施設を利用させて頂きながら、土地勘については少しずつ増えていましたが、いざどこに住みたいかをピンポイントで問われると、中々土地探しの決定的な事項はありませんでした。

枚方市は、そういった意味で、当時はまだ馴染みの無い地域。

今回の土地探しは、『枚方市に住む。というキーワードのもと、主人であり経験のある私が主体的に進めて行くこととなりました。

これから土地探しをスタートされるお客様には、土地探しの際には何かキーワードを1つお持ち頂ければ良いかと思います。

そうすれば、後から”自分たちの住まいづくりの原点を再確認しやすい“と思います。



宮崎 晃一

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