生駒市K様邸では、本日“地鎮祭”と“杭工事”を実施させて頂きました!
地鎮祭といえど、中々現場の進行とお客様の予定が上手く調整出来ない時や、最近では、昔ほど行事を重んじる方も少なくなってきております。
理由は様々ですが、どんな場合でも、こちらの方では必ず工事実施前に土地のお清めをさせて頂くようにしております。(※もちろん、お客様の代理ということもありますが、私にとっては”自分たちの気持ちを切り替えて現場に望む”という大切なポイントであり、”工事をさせて頂けるという感謝の気持ちを忘れず立ち返れる”大事な機会だと思っています。)
地鎮祭
K様ご家族のこの土地での“無病息災”を祈らせて頂きます。
K様おめでとうございます!最後まで、しっかり務めあげさせて頂きます。
北東の鬼門筋から時計回りにお清め。
塩とお米。お米は前日に洗い乾燥させておいたものを持参。無事故で工事が終われますように。
杭工事
K様邸の立地は、道路面と裏側では高低差があり、土質に関しては、どちらかといえば砂地。今回はそれらを踏まえて、建物下部へ杭を施工させて頂き、深部の強固な地盤にて建物荷重を支え、長く安心して過ごせる足元を作ろうという試みです!
建物杭位置出し
今回は建物下部へ全44カ所の杭工事です。
これにて杭位置のマーキングが完了
土留め下部の杭位置出し
今回は、建物裏側の高低差部分において、土留めブロックを一部更新させて頂きます。その新たに作成する土留め擁壁全体の荷重が、既存の擁壁への負担とならないよう、こちらも強固な深部の地盤へ、その荷重を負担させてあげます。
擁壁荷重に配慮し、適切な本数と間隔にて施工させて頂きます。
レベル(高さ)の確認
杭の施工は平面位置も大切ですが、“強固な地盤に届かせる”事と“支えたいものの底部付近までしっかり施工してあげる”事も同じくらいに大切です!
下記はレベルの確認状況。
ま、あんまり分かりにくいですね!(笑)
材料搬入
当現場で使用させて頂くセメント材となります(※この後も定期的に現場へ搬入されてきます。)
よく河川敷工事などで見かける光景ですね。これも分かりにくい?
プラント(工場)の作成
私たちはプラント(工場)と呼ぶのですが、これはミニチュアのコンクリート工場をK様邸現場に一時的に作っているとお考え下さい。
セメントをジョウゴに移動
設置できれば
ゆっくりと流し込んでいきます。
こちらでセメントと水を攪拌し、後に掲載するシャフト(杭棒)とホースで接続しヘッド(杭先)から抽出。現場の土と混錬しながら掘削していくことで、立派なコンクリート杭が土中に形成されるという仕組みです。(湿式柱状改良)
事前試掘
施工品質や効率向上の為、先ほどマーキングした杭芯目掛けて試掘していきます。(※もちろん、いきなりガンガン掘っていくと既存の擁壁に影響を与えてしまう為、そのあたりにも配慮しています。)
ヘッド及びシャフトの切り替え
もともと短かったシャフトは・・・
接続を繰り返し・・・
みるみると
長くなりました!
検尺の様子
その長さはなんと・・・
全長7Mにもなります!
セメント抽出の仕組み
シャフトにはプラントからのホースと接続し
上部から注ぎ込まれたセメントミルクが当ヘッドの先から抽出されます。
作業開始
プラントから流し込まれているセメントミルク
ヘッドを回転させ、注入させ、混錬しを継続し、現場地中に立派なコンクリート杭を生成していきます。
こちらは作業のまだ途中となり、この後も掘削と混錬を継続し、最終は規定の杭底、杭天端にて仕上げさせて頂いております!
工事は明日明後日での完了を予定しておりますが、進捗及び天候次第では延長させて頂き、しっかりと事前の準備を整えさせて頂きます!
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