断熱・気密・換気について

断熱材の種類

2023 05.23

断熱材の種類

昨日は、良い断熱材についての記載をさせて頂きま…

断熱・気密・換気について

昨日は、良い断熱材についての記載をさせて頂きましたが、本日は”断熱材の種類“について記載してみたいと思います。

断熱材の種類

  • グラスウール
  • ロックウール
  • ビーズ法ポリスチレンフォーム
  • 押し出し法ポリスチレンフォーム
  • フェノールフォーム
  • 硬質ウレタンフォーム
  • セルローズファイバー

上記には、私がこれまで使用したことのある。もしくは、これからも使用させて頂く可能性がある。というものだけを列挙させて頂きました。(もちろん他の断熱材においても、お客様の要望や、自分自身が良いと思えるものが見つかれば、追加させて頂くのだと思います。)

現在においては、耐震補強だけでなく断熱補強のリフォームも増えておりますので、これから建てる新築においては、後にそのような工事をしなくても良いような心掛けをしたいものです。

下記は、M様邸(京都のホテルを感じる家)現場での断熱施工の様子。

工事では、状態を見て既存の床組みもやり替えさせて頂きました。
断熱性は勿論、防湿・気密性も高い“押し出し法ポリスチレンフォーム”を使用。
気密処理後の状況

断熱材は、暑さにも寒さにもメリットがございますので、必要な分を丁寧に施工されることをお勧め致します。

また詳しいお話は、現在ご対応中のお客様の現場レポートと関連づけて具体性をもって今後お話させて頂ければと思います。


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宮崎 晃一

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良い断熱材とは?

2023 05.22

良い断熱材とは?

家づくりを始めると、色々な知識や情報が入ってく…

断熱・気密・換気について

家づくりを始めると、色々な知識や情報が入ってくるかと思います。

中でも“断熱材”って、皆様の中でも良く調べられている部類なのではないかと思います。

写真は、セルローズファイバー断熱

恐らく、皆様にとっては、“どれが一番良い断熱材”なのか?

を手っ取り早く知りたいとは思いますが、

結論から申しますと、断熱材単体で見た時に、どれが一番良いというものはありません。

当社の場合は、計画している建物に求める断熱性能を満たしながら、コストやお客様の要望、現場での施工性、その材料自身の長所短所、全体とのバランス(構法や他との相性)などを踏まえながら、ベストな選定をさせて頂いております。(※これまでにも様々な断熱材を使用してきました。)

何を選んだか、よりも、なぜそれを選んだのか?

その会社の基準を知る事の方が、私は大事な気がします。

そうは言いながらも、また断熱材ごとの私の見解は書いてみたいとは思います。


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なぜ、高気密高断熱化する必要があるのか?

2022 02.22

なぜ、高気密高断熱化する必要があるのか?

現代の住まいづくりにおいて『高気密高断熱な家づ…

断熱・気密・換気について

現代の住まいづくりにおいて『高気密高断熱な家づくりは不可欠!』みたいな空気が流れていませんか?

そのような私はというと、決して高気密高断熱化が要らない!と、思っている訳では無く、むしろ真逆であり、必要性を感じている1人な訳なのですが・・・。

では、

なぜ、高気密高断熱化をするのか?

という根本の部分を今回は、お伝えさせて頂きたいと思います。

すでに理解されている方には、当たり前過ぎて申し訳ございませんが、そもそも、家づくりにおいて、私たちや皆様が大きく願うのは・・・

冬暖かく、夏涼しく、光熱費を抑えられる家

そこだと思います。

お客様の家づくりの核心って、ごくシンプルで、家族が安心して健やかに過ごせる事。なのだと思います。

勿論、耐震性やデザイン性など、家づくりの要は、あげればキリは無いですが、基本的には、この目的達成の為に、高気密高断熱化をするのだと思って下さい。

国も脱炭素化に向けて発進

そして、現代においては、国も脱炭素化に向け、住まいの高性能化を望んでおり(※高性能化すると、第一次エネルギーの消費が減るし二酸化炭素の排出も減る)、補助金を投下したりする事で、急加速しながら、この言葉が皆様へと周知された訳ですね!

高気密高断熱を、身近なもので例えてみる!

家という規模感では、どうしても一般の方にはとっつきにくいので、私はいつも身近なものに例えながら、お客様にご説明させて頂いております!

断熱性の高いもの
Ua値(外皮平均熱貫流率)

  • ダウン・・・断熱性の向上

例えば、冬にダウンを着ると暖かさは増します。しかし、風が強い日には、体から熱が奪われ寒く感じます。

気密性の高いもの
C値(隙間相当面積)

  • カッパ・・・気密性の向上

先程のダウンに防風対策として、カッパを羽織れば、体から熱が奪われにくくなり、寒さも和らぎ、むしろ自ら発する熱でポカポカします。

ただし、このままでは、自分の汗や水蒸気で、肌着が蒸れてしまいます。実際に、肌着は冬場に蒸れると風邪を引きやすくなりますよね?

それと一緒で、断熱材も一旦蒸れれば、乾くまで時間が掛かりますし、性能も失います。そして厄介なのが・・・

皮膚がふやけるのと一緒で、木は腐ります。

皆さんの恐れる白蟻さんは、蒸れた木が大好物です(>_<)

自然の摂理でいうと白蟻は必要な生き物なのですが・・・。人間主観で見ると悪者扱いなんですねー(泣)

当社では、白蟻さんには申し訳ないですが、縁を切らせて頂く方向で家づくりさせて頂いております。

そこで!

それを防ぐ為に、衣服では、ゴアテックス(防水するが、湿度は通す)などの特殊な素材が用いられます。

建築では、外壁側に透湿防水シート。室内側には、防湿気密シートが用いられる事が多いです。(※他にも方法ありますが、省略。)

その理由は、基本的に、湿度も温度と同じく、高いところから低いところに向けて移動します。一般的には、冬場、加湿器などを可動したり、生活熱(煮炊きしたり、お風呂の湯気、人間の吐く息)で、室内側の湿度が上がります。

この家の中の水蒸気が壁の中に入り、一気に冷やされることから、壁内結露致します。

人間でも、冬場に暖かい格好で運動すると、徐々に衣類の内側が濡れるのを体験した事ってありますよね?あれと一緒の現象が家でも起きてます!

ですので、家の外と中の温度差が激しく、風の強く吹く日は一番、家や人間にとって悪条件な日だと認識して下さい。

こんな感じで、建築も規模が大きくから難しく感じるだけの事で、実際は至ってシンプルだし、世の中の摂理に追従しています。

長くなるので、皆様へはこのあたりまでご理解頂ければ嬉しいです(*^_^*)

ちなみに・・・、まだ余力のある方はぜひ!(笑)

世の中の高気密高断熱なもの

  • 冷蔵庫・・・(※究極の)高気密高断熱

冷蔵庫は、少ないエネルギーで、約10年から20年ほど、唯一電気を使いっぱなしの家電ですよね?皆さんは、普段あまり意識していないと思いますが、冷蔵庫が省エネでないと、皆さんの家計って、とんでも無い事になりますよ(笑)

それとか、毎日お湯って使っていると思います。お湯を沸かす機械が省エネでないと、これも皆さんの家計を苦しめます。

このあたりの説明を、現代の家に置き換えると・・・

6帖用のエアコン一台で・・・。みたいなセリフとか、床下エアコンを・・・24時間第一種換気で・・・太陽光を・・・。ZEHが・・・。とか、世の中の家づくりが、どんどん省エネに向かって走ってます。

建築業界のみならず、自動車業界なんかは白熱しまくっていますよね?

だったら極論、冷蔵庫を大きくして住まえば、高気密高断熱の家、完成!ってなりそうですが。

しかし、そうはいかず・・・

家ともなれば、外の景色は見たいし、冷蔵庫みたいに冷やすだけでなく、暖かくもしたい、風雨にもさらされるから、耐久性も必要。日本は地震は来るから耐震性も。せっかく太陽の力があるから活用したい。などと、実は至って複合的!・・・目的はシンプルだが、内容はいつも複雑!(笑)

だから正直なところ、それぞれの素材や商品選びには、お客様や工務店が、どういう家づくりをしたいのか?という目的が大切!

当社は、どの素材も商品の批判も致しません。それは、目的に応じて長所と短所がしっかりありますし、それも、見る人によって違いますので。

私たちは、地元に根づく家づくりという創業時に掲げた理念のもと、『信頼出来る素材や商品』を出来る限り活用させて頂いております。

実際に当社の現場では

セルローズファイバー断熱

K様邸、セルローズファイバー施工前の様子(現場ブログ)
セルローズファイバー施工中の様子。

第一種換気システム

K様邸、第一種換気システム施工の様子(現場ブログ)
各居室の空気もくまなく新鮮な空気に交換してゆきます。

このような素材や商品を用いながら、高気密高断熱化を当社では達成させて頂いております。(※高気密高断熱化に、絶対この商品、素材を使わないといけない!なんて事はありません。)

ぜひ、家づくりの際は、過度にはならず(何でもやり過ぎが良いとは限りませんので)とも、高気密高断熱化を基本としてお考え下さいませ!



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保温効果が高い、快適な家づくり現場

2022 11.13

保温効果が高い、快適な家づくり現場

家づくりは設計だけでなく現場も大切。 こ…

断熱・気密・換気について

家づくりは設計だけでなく現場も大切。

ここでは、当社の現場の様子をお伝えさせて頂きます!

床断熱

壁断熱

外周の柱梁幅は120mm(通常は105mm)

屋根断熱

調湿気密シートの施工

テープによる気密処理

コンセントボックスの施工

第一種換気システム

気密検査

お客様毎に建物の内容は変わっても、しっかり適材適所で正しい施工を行う事がポイントです!



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外皮熱貫流率UA値

2022 05.25

外皮熱貫流率UA値

外皮熱貫流率UA値 一言で言うと、屋外に…

断熱・気密・換気について

外皮熱貫流率UA値

一言で言うと、屋外にどのくらい熱が移動するかを表す指標が熱貫流率です。

外皮熱貫流率とは、住宅全体からの熱損失量と天井、壁、床、窓などの外皮合計面積で割った値です。数値が小さいほど断熱性能が高いです。

要するに・・・

人間の体を家と見立てた時に、Tシャツ1枚と比べ、そこにセーターやダウンを羽織ったりする事で、外気温が体に伝わりにくくなると思います。

その時の体への熱の伝わり易さであったり、伝わりにくさを数値で表したものが熱貫流率になります。

もちろん、羽織るものは衣服だけでなく、足元はブーツを履いたり、頭部にはニット帽、手袋も装着することで、体が外気に接する面を減らし、より素材を強化してあげれば、どんどん体は、寒さに対して抵抗出来るようになります。

ピンッ、と来た方もおられるかもしれません!

そう!

建物を高断熱化するというのは、あくまで断熱材に何を使うかという次元の話だけではなくて、建物の大きさが大きくなるほど、断熱的には不利になるし、いくら性能の良いダウンだとしても、厚みがなければ意味をなさなかったりします。

建物は、ざっくり見ると6面体。

外皮平均熱貫流率(U<sub>A</sub>値)
断熱性をあげるというのは、その各々の面から熱が逃げにくくしていく訳です。

そして、この6面において、外気に面する部分の断熱の抵抗を全て数値化し、その平均として出た値がタイトルの外皮熱貫流率UA値になるという訳です!

案外、簡単ですよね?

それが、長期優良住宅などになると、この外皮熱貫流率UA値がいくらを満たす事。耐震等級は2以上を満たすこと。などと各々の性能値に基準が設けているだけの話です。(※車の燃費みたいなものです。)

ただ、外皮熱貫流率UA値というのは、あくまで計算上の話であって、実際にその効果をしっかり無駄にする事なく体感として発揮しようとすると、同時に気密性能も高めていく必要があります。

良く、冬場に肌着をパッチやスパッツの中に入れると、隙間風が入らず体感温度が高くなりますよね?

あれが建物においても実際に起きています(*^-^*)

次回は、気密性能(C値)について。

当社の新築における性能を知りたい方は下記より。



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C値

2022 05.25

C値

C値(相当隙間面積) C値とは、…

断熱・気密・換気について

C値(相当隙間面積)

C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、建築した建物の気密性能を指標として用いられています。

結論から申し上げると、このC値も同時に断熱性能UA値と高めていってあげないと、いくら断熱材の種類や性能をあげても仕方がありません。

ニットのセーターは、断熱性能は高いですが、隙間が多いので、それよりも外側に、風を通さないコートを羽織る必要がございます。

そうして気密性能を高める事で、ようやく暖かくもなるし、いわゆるセーターが本来の効果を発揮します。

冷蔵庫は身近な高気密高断熱ですが、もし冷蔵庫が隙間だらけだと、いつまでたっても冷却性能などは発揮されません。

それと同じです。

冷蔵庫は密室空間になり、私たちの家は人が住みますから、新鮮な空気をずっと入れ替えてあげる必要がございます。

それをイチイチ冷蔵庫の扉を開けるように換気してたんでは無駄が多すぎる!

そこで出てきたのが、第一種換気システムです。

そして、冷蔵庫は室内に置かれている方がほとんどだと思いますが、家は雨や風、地震を受けたりする訳ですよね?

なので、外部の環境に即した素材を活用し、メンテナンスする必要もございます。

理屈は至って簡単なんですけどね・・・(;’∀’)

当社の新築における性能を知りたい方は下記より。



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第一種換気システム

2022 03.02

第一種換気システム

第一種換気システムとは? 最近、住まいが…

断熱・気密・換気について

第一種換気システムとは?

最近、住まいが高性能化するに連れ、第一種換気システムという言葉を耳にする方も多くなっているかと思います。このシステム、目的は非常に簡単で、家の中の空気をいつも新鮮な空気にすることが出来る換気システムだと認識して下さい。(※他の効果は後にも記載)

下記は実際にそのメインとなる本体部。

公園の前に建てる家のK様宅には、ローヤル電機さんの商品を用いさせて頂きました!

下記は、直近の新築工事での設置状況。

家の中でも、LDKのような、人が大勢が集まる場所は、二酸化炭素濃度が高くなり、次第に眠気が襲ってきた。なんて事は、皆様にもご経験があるかと思います。

これって単純に室内の空気が汚れているからなんです!

良く、昔であれば換気扇を回したり、窓を開けて換気してみたりするんですが、真冬なら、寒くてそう何度もやってられないのが実態ですよね?

仮に夏だったとしても、外の高湿度のムンムンとした熱気が室内に入ってきちゃいます・・・。でも、

そんなお悩みも解決してくれるのが、第一種換気システム

外気が暑い、寒いに関わらず、外の新鮮な空気を、極力室内の温度に近づけて建物内に提供してくれます。そして、汚れた空気を外に出し、新鮮な空気を中に入れるという優れたシステムなのです!

ただし、イニシャルコストを抑えるのであれば、第三種換気の採用。となる訳ですが、実は、この第三種換気、ある一定以上に住まいが高性能化すると、第一種換気システムを用いないと、逆に熱のロスが大きくなる。という事実がございます。

花粉症にも効く?

3月になり、そろそろ杉やヒノキ花粉が立て続けにやってきそうで恐いです。私も重度の杉花粉アレルギーの持ち主なので(>_<)

また、第一種換気システムでは、花粉症の方にも少なからず効果があるようです。毎年花粉症でお悩みの方、これからご新築を検討する際には、是非、第一種換気システムを検討してみて下さい!

※ただし、花粉症に関しては、症状に個人差がありますので、必ずしも誰にでも効く!という事ではないので、あくまで副次的効果としてご参考下さいませ!

では!



宮崎 晃一

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第三種換気システム

2022 05.10

第三種換気システム

最近では、建物の性能が高くなってきたことにより…

断熱・気密・換気について

最近では、建物の性能が高くなってきたことにより、第一種換気システムが広く取り上げられるようになってきました。

そこで、皆様には、もともと普及していた第三種換気システムとの違いを知っておいて頂きたいと思います。

昨日のブログでも少し触れましたが、第一種換気システムを用いる場合は、まず先に、建物を高性能にすることから始めて頂きたいと思います。

これは、太陽光発電や高機能設備を用いる場合でも同じ。

性能の悪い家にいくら高性能なACを設置してもあまり意味がありません。

多少は省エネになるのでしょうが・・・。

基本的に、先行すべくは、建物の性能

建物の性能については、設計性能評価での10項目を参考に頂ければと思います。

本日は、第三種換気について

私の自宅(モデルハウス)では、第三種換気システムを採用しています。

その仕組みは、絵で見るとわかりやすいです。

排気だけは機械で行い、給気は、壁に空けた穴から自然の力で入れてきます。

基本的に、第三種換気システムでは、人が就寝する各居室から新鮮な空気を流入させ、トイレやキッチン、洗面などという比較的湿度や臭気が出やすいところから排気する訳です。そうすれば、家の中の空気が一方向に入口から出口へ流れていく。という理論です。

それが見事に達成できれば、晴れて24時間新鮮な空気環境の中で生活出来るという訳ですね!

ちなみに本日は、第三種換気システムを採用している、自宅1階のトイレ換気扇のフィルター交換を致しました。

交換前の様子

遠目に見ても、汚れが付着しているのが分かりますね。
汚い・・・
剥がしてみると、もっと汚い・・・。

でも!

これって逆にいうと、しっかり機能している事の裏返しですからね♪(※一応、我が家をフォローしておきます。)

ここは、定期的(3カ月に1回くらい)に交換してあげてます。(※給気口も同じく)

めっちゃスッキリ!

下記は、給気口の写真

給気口を正面から見た写真。下のレバーを左右にするれば、壁の中の蓋が開閉します。
横から見るとこんな感じ。

実際に、第三種換気システムでは、冬場に家の中の換気扇全ての風量を上げれば、鬼のように冷気が流入します!

その下に勿論ベッドなどがあれば就寝時、かなり不快ですよね?

せっかく建物の性能を上げても、そんなことしていたら、もったいないと思いません?

そこで、いよいよ・・・

第一種換気システムの登場!

という訳です。本日は、

第三種換気システム

少しは、ご理解頂けましたでしょうか?



宮崎 晃一

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セルローズファイバー断熱

2022 05.03

セルローズファイバー断熱

セルローズファイバーとは? 新聞紙をリサ…

断熱・気密・換気について

セルローズファイバーとは?

新聞紙をリサイクルしてつくる木質繊維系断熱材のセルローズファイバー

セルロースファイバーとは、天然の木質繊維を原料とした人体に安全な断熱材です。建物全体を覆うことで部屋間の温度差がなくなり、夏は涼しく、冬は暖かな室内空間をつくります。

私たちの住む日本では、夏は湿度が高く、冬は湿度が低く、そうした気候風土に適した木の家づくりが発展してきました。 セルロースファイバーは、新聞紙をリサイクルした木質由来の断熱材です。そのため、同じ吸放湿性がある木造住宅建築と非常に相性が良いのです。

セルローズファイバーの主な特徴

  1. 断熱性
  2. 省エネ性
  3. 防音性
    ※繊維の間に空気胞を持つために、屋外からの騒音、室内から漏れるプライベート音を和らげる高い防音性能を発揮します。
  4. 調湿性
    ※木質繊維でできているので周囲の水蒸気を吸ったり吐いたりします。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし結露を防ぎます。
  5. 防燃性
    ※防燃処理がされているので、炎に対しても表面が焦げるだけです。万が一の火災でも延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。
  6. 撥水性
  7. 安全性
    ※原料は天然素材の木質繊維で、添加されているホウ素系薬品は医療にも使用されるもので、人体への蓄積や残留がありません。
  8. 防カビ・防虫
    ※ホウ素系薬品による特殊処理と天然素材が持つ吸放湿効果でカビや菌の発生を防ぎます。また、ゴキブリやシロアリ等の害虫にも効果があります。
  9. エコロジー
    ※主原料として新聞紙の残紙をリサイクルして使用しています。環境にも優しい素材です。

ここがポイント!

セルロースファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。この空気の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。

セルローズファイバー断熱の施工は、専用の機材で施工する為、小さな隙間にも充填する事が可能。マット状の断熱材のように断熱材同士、柱との継ぎ目や隙間から冷気や暖気が出入りすることがありません。

セルローズファイバー断熱、お勧めです(*^-^*)



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