慣れ親しんだこの地域で、
3年前にスタートさせた土地探し。
始めは新築をするつもりだったけれど、
気付けばこの土地、この建物に魅かれていた、
そして、愛着をもった住まい手の存在も知った。
その頃から少しずつ探し始めていた・・・
この住まいを私たちが活用できる方法を。
圧迫感のあった境界塀と汚れの目立ちやすかった白色の外壁
グレーを基調とした、落ち着きのある外観へ。境界塀には、建物同様のタイルを用いる事で、より一体感が生まれました。
当初は、車1台停めるのがやっとだった駐車スペースは・・・
車3台の駐車に加え、バイクや自転車も駐輪可能なゆったりスペースへ。右は家族用のサブアプローチ、奥はプライベートヤードに繋がります。
南に面したプライベートヤード。スロープを利用すれば、車椅子での入室も可能。
建物の配置や大きさは変えず、周囲を最大限活かした外構計画に。(最上階は屋上スペース)
来客用アプローチ
お客様を道路から、無理のない段差で、玄関ポーチへ導きます。
実際の広さほどの大きさを感じなかった玄関ホール
スペースはあるものの、断続的で広さを感じられなかったLDKは・・・
玄関から入室した途端、奥の洋室やプライベートヤードの奥まで自然と視界が広がる、開放感のあるLDKへ。
当時の新築では多かった、和室の客間スペース。日中においても薄暗い印象でした。
壁や内装は出来るだけシンプルな構成に。削ぎ落す事で、より窓辺の桜が映える印象的なお部屋になりました。
広がりを感じられるLDKと洋室は、その時の生活スタイルに応じて一体化する事も、仕切る事も可能です。
開放時は額縁のよう。
閉じれば、一面が壁のように。
間接照明の効果により、気分に応じて違ったシーンも演出できます。
ダイニングとは隔離されているようだったキッチン空間は・・・
キッチンは、対面型にするだけではなく、背の高い収納も排除する事で圧迫感を軽減。より開放的で、会話が弾む設えに。
LDKに接続された広々なウッドデッキでは、ビニールプールに日向ぼっこ。様々な楽しみ方が可能です。
季節感を感じられる庭の桜と柿の木は残し、空いたスペースではこれから徐々に畑を楽しまれるそう。
キッチンにはお気に入りを採用。インテリアにも馴染み、気分も上がります。
鋳物のホーロー浴槽は、体を芯から温めて一日の疲れを癒してくれます。
廊下から段差のあった、カーペット敷の洋室は・・・
段差を解消しつつ、床もフローリングへ一新。壁紙も張り替える事で新築気分が味わえます。
今回の物件購入のきっかけの1つでもあった屋上空間。
しっかりメンテナンスさせて頂く事で、これからも安心して使用出来ます。
屋上空間では、行き交う道路の車を眺めながら1人ゆったりした時間を過ごすも良し、家族や友人を招いてレジャー遊びをするも良し。
夜は暖かな光が建物より零れ落ち、地域のランドマークへ。
視認性に配慮した照明計画で、夜間の駐車も安全に行えます。
日中とは異なった表情を魅せるメインアプローチ。
季節の移ろいも感じられるアプローチ空間へ。
帰宅後は、日中の緊張を解きながら、家族が待つ食卓へ。そこでは、各々の一日の出来事に話が盛り上がります。そう、これからは、ここが大切な家族が輝く為の拠点です。
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