2022 05.31
解体工事2日目
今朝は、朝から一時的に雨模様に見舞われましたが…
コンのこと
今朝は、朝から一時的に雨模様に見舞われましたが、解体屋さんは動じず順調に作業を進捗させて頂きました!
解体工事
木工事
2階の洋室では、大工さんがフローリング施工前の下地を段取中。
もともと、当洋室は、廊下から55ミリほど下がっているのですが、今回の工事では、仕上がりの床面が、廊下と同じ高さになるように下地をしていきます。
コンクリート造の当現場では、特にこの洋室は音が下階に響きやすく、既存にもカーペットが施工されていました。
良く、マンションなどでは、下階への音に配慮して、カーペットが敷かれている事が多いと思います。
これは必ずしも、カーペットの方が印象が良いから!といった理由だけではなく、マンション用の防音フローリングは値段が高く、LDKだけがフローリングで、居室はカーペット。というマンションは良く見かけます。
そして、このカーペット。
始めは良いのですが、結局のところ、経年の汚れや不衛生などの理由から、フローリングに変えたくなる人が相次いでいます。
直近では、本と心地よく暮らすマンションリノベのG様が実際にそうでした。
上記の現場では、マンションという事もあり、規定の遮音等級に準じた施工をさせて頂きました。
今回のM様邸では、個人宅につき、上下階の騒音は家族間のものである為、お客様からその防音や遮音対策に費用を頂く事はしておりません。
しかし、当時の経験を活かし、既存のカーペットの下地の吸音材だけを綺麗に残して再利用したり、壁際には、人が歩行した際の振動が壁に伝わらないよう、壁際には3~5mmほどのクリアランス(隙間)を空けたりする事で、お客様から費用を頂かずとも、同じ材料でも、職人さんや監理者の経験や知識を出し合って、どのお客様の工事においても、その時々のベストを尽くさせて頂いております。
その他にも、クロゼットの建具が走るレールの下部や、既存のコンクリート床の不陸も可能な限り、レベル(高さ)調整をさせて頂いております。
リフォームにおいては、下地をやり直さない限り、直せる限界は正直あるものの、その状況下でもいかに改善しようと現場が努力することで、大きく出来上がりの質は左右します。
そして、その繰り返しによって、小手先では直らない判断も可能になり、新規のお客様に対しても、しっかりとした本質的なご提案が可能となります。
こういった職方さんや監理者の隠れた努力は、残念ながら、中々表に出る事はありません。
まして、大工さんというのは僕より口下手ですから(たぶん)、澄ました顔して工事を終える事が多いです。
それが悔しいので、私が現場ブログで代弁するという訳です!
その頃、私(宮崎)はというと・・・
本日の雨上がりの建物を正面から見た時、雨染みが異常に気になりました。
当初から、M様ご家族は外壁の汚れにくい塗料であったり、配色を希望されていましたが、この雨濡れ後の現状を見たのは初めてではないでしょうか?
水が完全に弾かず染みていますね!
確かに再塗装のサインですが、見るポイントとしては、庇がない部分が汚れているという事です。
現在においては現場が進行中ながらも、可能な限り、新たなご提案をさせて頂いております!
新外観パース
本日は、急いでLIXIL京都御池ショールームへ
今後もどうなっていくのかが、楽しみです♪