2021 08.05
セルローズ断熱を施工中
K様邸新築工事現場では、本日2Fのセルローズフ…
コンのこと
K様邸新築工事現場では、本日2Fのセルローズファイバー断熱を施工中!
白い不織布を貼った壁に、等間隔で空いている菱形の穴は
セルローズファイバーを吹き込む際の場所。
しっかりと材料を壁の中へ行きわたらせるには、施工上
このような均等間隔で施工していく事が望ましいとされております!
そもそも今回のK様邸の断熱材として活用するセルローズファイバーは、
新聞紙とホウ酸を撹拌して生成されたもの。
ホウ酸は、腎臓機能で排泄できない昆虫には毒性が強く現れ、
通常殺虫剤として利用されたりもします。
だから、セルローズファイバー断熱はゴキブリや白蟻 【腎臓を持たない生き物】
を寄せ付けにくいのに、人間やペット【腎臓を持つ哺乳類】には優しい
という効能が生まれるのはその為です。
その濃度毒性を利用し、欧米では建築用木材で、シロアリや菌類への防虫防腐剤
として塗布されている事が多く、近年では日本でも毒性の低さと長期有効性から
優良住宅認可/認定され始め注目を浴びています。
またセルローズファイバー断熱は、防音や防火効果も高く、吸音性に優れている為、
ピアノを自宅で弾かれる方にも好まれて活用されています。