2021 08.03
手前2部屋のフローリング施工
G様邸マンションリノベーション工事は、昨日8月…
コンのこと
G様邸マンションリノベーション工事は、昨日8月2日(月)より工事スタート。
本日は朝から、洋室2部屋のフローリング工事を実施します。
昨日は、既存のカーペットを撤去し、既存の下地が不十分であった為
ベニヤ板を新設させて頂き、下地をキッチリと施工し直した状態です。
現在の生活において、床の音鳴りが気になっている方もおられるとは思いますが、下地の中で床鳴りがしてしまうと非常に後からは厄介です。人間でも、体の表皮より体内で起きる症状の方が、治療が難しい事と同様です。
今回は出来る限り後から、床鳴りなどがないように下地もやり替えております。
音鳴りにも様々な理由がありますから、床鳴りがしたからといって、床が抜けるのではないか?
などと心配しないで下さい。木材はどうしても、夏と冬では収縮率が異なりますので、微妙な膨張、伸縮を行っています。
その際に、普段は隙間があいていた材料間も、膨張してピッタリくっついた時に、人がその上を歩くと
音鳴りがしてしまったりします。このあたりは【遊び・クリアランス】といって、事前に収縮を見越してスキマを空けて施工するんです。
材料によって収縮率は異なりますから、そのあたりは大工さんの経験と勘によるところが大きいと思います。
四角四面にはいかないところが、建築の醍醐味でもあるのですが。
勿論、当社の大工さんはそのあたりを熟知しておりますので、丁寧な施工を心掛けさせて頂いております!
このように、材料の種類によって幅が異なったりします。
勿論、大きな寸法の材料を一度に施工する方が、作業としては早いです。
その替わりに材料が高かったりすることも。こういった事が皆さんの工事価格に影響しているのですね!
今回は、床を施工後に壁紙施工作業しか工程がございませんので、最低限の養生をコスト安の材料で行います。
これもケースバイケースですが、こういった1人1人の工夫や改善が現場のコストを削減したりするきっかけになります。勿論、お客様側により必要のないものにお金を掛ける事を削減できますから、皆が嬉しいコストダウンですね!
徐々にフローリングが敷き詰められると気持ちいいですね!
今回工事をしている2部屋の用途は、“納戸“と”書庫を兼ねた子どもの遊び部屋”
タイトルにもある通り、本が好きな方なので児童本などもたくさんございます。
本は量が出ると重いので、下地がしっかりした、コンクリート下地の部屋に配置する計画です。
尚、その部屋ではお子様が床に座ったりが繰り返されると思いますし、跳ねたり飛び回ったりがあるでしょうから
そちらの部屋に対して12.5mmの防音材付きフローリングを施工しています。
価格は納戸部屋の6mm厚フローリングの3倍の値段がします。適材適所っていうことですね。
下階の人にも迷惑が出来るだけなく、お子さまを気兼ねなく遊ばせる事が出来る部屋にしていきます。
私にも子どもがいますが、子どもが音の事を気にして遊んでいては賢すぎる気がしますもんね!(笑)
明日で一旦、フローリング施工作業が終了です!