2024 06.01
色のことはよくわからないので「とりあえず”白”で」を止めてみる!
こんにちは! コン工務店の宮崎です。 「…
コンのこと
こんにちは! コン工務店の宮崎です。
「色のことはよくわからないので、とりあえず”白”で!」
この仕事を通じてよく耳にする言葉です。
これはお客様のみならず、私たち専門家の間でもそのような思考回路はよくあります。
現在では、日本の住宅インテリアにおいても、色を使う傾向が少しずつ出てきましたが、まだまだお客様側だけでなく、私たち側においても”色を使う事への苦手意識”があるのではないでしょうか?
ここでは先に、「白にすれば安心。」というわけではない、という事を申し上げます。
壁は白にすれば、空間は明るく広く心地よくなると思われがちですが、白は光を反射しやすく、”真っ白”すぎる部屋は、かえって明るすぎて落ち着かない空間にもなってしまいがちです。
もしも、落ち着く空間をオーソドックスに作りたい場合には、目よりも高い位置の色は明るめ、低い位置の色はだんだん暗く。
反対に、空間に非日常感を出したい場合は、天井を暗めにするなどの手法がございます。
ここ数年では、人気の壁紙色として、アイボリーやグレージュ(グレー+ベージュ)がベースに使われるようになってきました。
平屋の等身大な家づくり
白ばかりではなく、落ち着く空間を求めて、中間色をインテリアに使用するのは良い傾向なのかもしれません。
一見暗く感じる壁紙を使用しても、適切に照明器具を入れる事で明るさを保つことは十分に出来ます。
格子と団欒のある家
住まいづくりは人それぞれ。
温かみのある空間、スタイリッシュで緊張感のある空間、家族との会話が弾む空間。
お客様の希望する空間に合わせた色選びを今後も心掛けたいと思います!