
2022 05.03
「セルローズファイバー断熱」の特徴についてお伝えします!
セルローズファイバーとは? 新聞紙をリサ…
コンのこと
セルローズファイバーとは?

セルロースファイバーとは、天然の木質繊維を原料とした人体に安全な断熱材です。建物全体を覆うことで部屋間の温度差がなくなり、夏は涼しく、冬は暖かな室内空間をつくります。
私たちの住む日本では、夏は湿度が高く、冬は湿度が低く、そうした気候風土に適した木の家づくりが発展してきました。 セルロースファイバーは、新聞紙をリサイクルした木質由来の断熱材です。そのため、同じ吸放湿性がある木造住宅建築と非常に相性が良いのです。
セルローズファイバーの主な特徴
- 断熱性
- 省エネ性
- 防音性
※繊維の間に空気胞を持つために、屋外からの騒音、室内から漏れるプライベート音を和らげる高い防音性能を発揮します。 - 調湿性
※木質繊維でできているので周囲の水蒸気を吸ったり吐いたりします。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし結露を防ぎます。 - 防燃性
※防燃処理がされているので、炎に対しても表面が焦げるだけです。万が一の火災でも延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。 - 撥水性
- 安全性
※原料は天然素材の木質繊維で、添加されているホウ素系薬品は医療にも使用されるもので、人体への蓄積や残留がありません。 - 防カビ・防虫
※ホウ素系薬品による特殊処理と天然素材が持つ吸放湿効果でカビや菌の発生を防ぎます。また、ゴキブリやシロアリ等の害虫にも効果があります。 - エコロジー
※主原料として新聞紙の残紙をリサイクルして使用しています。環境にも優しい素材です。
ここがポイント!

セルロースファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。この空気の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。
セルローズファイバー断熱の施工は、専用の機材で施工する為、小さな隙間にも充填する事が可能。マット状の断熱材のように断熱材同士、柱との継ぎ目や隙間から冷気や暖気が出入りすることがありません。
セルローズファイバー断熱、お勧めです(*^-^*)
