最近では、建物の性能が高くなってきたことにより、第一種換気システムが広く取り上げられるようになってきました。
そこで、皆様には、もともと普及していた第三種換気システムとの違いを知っておいて頂きたいと思います。
昨日のブログでも少し触れましたが、第一種換気システムを用いる場合は、まず先に、建物を高性能にすることから始めて頂きたいと思います。
これは、太陽光発電や高機能設備を用いる場合でも同じ。
性能の悪い家にいくら高性能なACを設置してもあまり意味がありません。
多少は省エネになるのでしょうが・・・。
基本的に、先行すべくは、建物の性能。
建物の性能については、設計性能評価での10項目を参考に頂ければと思います。
本日は、第三種換気について
私の自宅(モデルハウス)では、第三種換気システムを採用しています。
その仕組みは、絵で見るとわかりやすいです。
基本的に、第三種換気システムでは、人が就寝する各居室から新鮮な空気を流入させ、トイレやキッチン、洗面などという比較的湿度や臭気が出やすいところから排気する訳です。そうすれば、家の中の空気が一方向に入口から出口へ流れていく。という理論です。
それが見事に達成できれば、晴れて24時間新鮮な空気環境の中で生活出来るという訳ですね!
ちなみに本日は、第三種換気システムを採用している、自宅1階のトイレ換気扇のフィルター交換を致しました。
交換前の様子
でも!
これって逆にいうと、しっかり機能している事の裏返しですからね♪(※一応、我が家をフォローしておきます。)
ここは、定期的(3カ月に1回くらい)に交換してあげてます。(※給気口も同じく)
下記は、給気口の写真
実際に、第三種換気システムでは、冬場に家の中の換気扇全ての風量を上げれば、鬼のように冷気が流入します!
その下に勿論ベッドなどがあれば就寝時、かなり不快ですよね?
せっかく建物の性能を上げても、そんなことしていたら、もったいないと思いません?
そこで、いよいよ・・・
第一種換気システムの登場!
という訳です。本日は、
第三種換気システム
少しは、ご理解頂けましたでしょうか?